この勘定科目の注意事項

翌年度の職員等に対する夏の賞与のうち、当年度の負担（費用）とすべき金額を合理的に見積もり、計上するための負債科目です。
基本的な計上額の考え方は、夏賞与の支給対象期間6か月（例えば12月から5月）の内当年度分は4か月（12月から3月まで）分であるから、夏賞与の支給予定額の6分の4を引き当てるというものです。

仕訳については、検査ID 16400 　を参照してください。

［3081　賞与引当金］は、資金ではありません。従って、[支払資金残高＝（流動資産－流動負債）]を計算する場合、その流動負債からは除くことになります。

会計基準注解の（注２）の重要性の原則の適用例（３）に記載の通り重要性が乏しい場合には計上しないことができます。

Q4.1.7 引当金について